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1982年11月 にっかつ配給
フィルムワーカーズ作品
監督 渡辺 護
主演 可愛かずみ
みなさんすでにご存じでしょうが、可愛かずみさんのデビュー作は、にっかつの成人映画でした。 このことが明るい可愛かずみさん本人に劣等感のようなものを感じされていたのでしょうか? 後のライブステージなどでも、「昔のお仕事のことは後悔はしていないけど、そのことだけを言われたくない」と言っていました。
もともと主演を予定した人が突然降りてしまい、その後渡辺監督がモデルクラブで可愛かずみさんに白羽の矢を立て出演が決まったそうです。 ヌードになるということで可愛かずみさんは「1日考えさせてほしい」と言ったそうですが「ダメ」だったそうで・・・。 その後、バタバタと雑誌のグラビアなどをこなしていったそうです。 |
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現在、入手できるパッケージ。
にっかつロマンポルノシリーズ。
上のパッケージの左に見えるベッドでのシーン。男の手が伸びてくるところでは本当に肌中が「ゾワー」っという感じだったとか。 また、本来、最後のシーンは「二人の合意の上での行為」になる台本だったそうですが、どうしてもできなかった(笑っちゃった?)ため、現在のシーンでOKになったそうです。 よかったね。
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ビデオCD版。
本人も言ってますが、「タイトルと内容が全然違う」ですね、確かに(笑)サブタイトルで「私の身体はもう待てない!」なんてありますが(左下の方のポスター参照)いったいどのシーン部分が??なんですかね。 もっとも当時のロマンポルノ映画はみんなそんなもんだったんじゃ。 台本の時と公開時の時でもタイトルとかよくかわっていたようですし。 |
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レーザーディスク版。
どのメディアも、そこそこ以上の流通量があったせいでしょうか、中古メディア屋さん(秋葉原ならSofmapやリバティハウスなど)やインターネットオークション(ヤッフーオークションなど)を探せば、比較的容易に手に入ります。 (その中ではあまり出回らなかったビデオCDが一番見つからないかな?) |
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「可愛かずみ作品集LDセット」として、日本コロムビアから発売されているLD。「女猫」との2枚組。 写真下はこのLDセットの帯。
また、写真左下の当時の告知ポスター(但し復刻版)が封入特典として入ってます。 当時のポスターと復刻版の違いは、胸の部分が修正されている点(復刻版は白い服でカバーされている)と、タイトルが「セーラ服色情飼育」だったのが、「制服色情飼育」に修正されている点。 この修正前の当時の告知バージョンのポスターは数万円で取引されているとかなんとか・・・ |
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そしてこちらが、映画公開当時のポスター。
上の復刻版と比べてみてください。 |
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DVD版。 なんでも、画質はビデオCD版と大差ないとか・・(笑)
この映画や次の映画は、可愛かずみさんが後のインタビューで「誰が出演しててもよかった作品」と言っていることからもわかるように・・たしかに「かわいくてきれいな女の子」の範疇に収まる役割/演技でしかない感じです。
事務所スタッフにからかわれたという、「ママー」というセリフ(いたずら電話がかかったきた時にかずみさんがこわがるセリフ)もたしかに何度見ても「しろうと」です(笑) |