可愛かずみ「全国7代都市ライブコンサートツアー」

−大阪(梅田) 「CANDY HALL」 1984年8月19日 −

1.春感ムスメ

2.ヨコハマ愛哀デート

3.これきり哀話

4.星の歌を聴きながら

5.カサノバ

6.ガラスの夏にララバイ





7.5分の1だけ浮気して

8.1/2の神話

9.サザンウインド

10.なのにあいつ

11.小麦色喰べましょう

12.春感ムスメ

〜 アンコール 〜

13.カサノバ


※「星の歌を聴きながら」と「5分の1だけ浮気して」は、曲名をクリックすると当時のライブ演奏を聴くことができます。

但し、wma(Windows Media形式)が再生できるソフトが必要です。(Windowsメディアプレイヤーなど)


 1984年8月19日 大阪梅田CANDY HALL。
 16時8分頃、可愛かずみさん初の大阪ライブが始まる。

 まだステージが暗い中、バンドのメンバーが登場。 その後、ステージに電話の呼び出し音が流れる・・・・。 
 その電話をガチャリととって、「もしもし、かずみです」  これで、ステージがスタートだ。 粋な演出。 きっと、彼女自身のアイデアなんだろう。

 オープニングは、ファーストシングル「春感ムスメ」。 小さなライブハウスの会場なためか、可愛かずみさんもさほど緊張無く歌っている感じ。 続いて「ヨコハマ愛哀デート」が演奏された後、トーク。  特にライブのMCと気張った感じはなく、明るくしゃべってくれるかずみさん。

 3曲目の「これきり哀話」では、バンドが演奏でつまずくところがあったが、「ステージは暗いので、楽譜が見えないんですよねー」とフォローしていた(笑)

 星の歌を聴きながら、カサノバ(と、いうのかなー。 カバー曲なので、タイトルがわかりません。ライブでもタイトル言ってくれなかったし・・)続いてガラスの夏にララバイで、前半終了。

 ピアノが静かに演奏している合間に、かずみさんが衣装替え。
そして、後半スタートを意味するのかベルが鳴り響き、ドラムのカウントから結構ハードな「5分の1だけ浮気して」がはじまる。
 このあたりから、客席からもかけ声がではじめライブは盛り上がってきた。
続いて、これまたハードな曲・・と思ったら、中森明菜の「1/2の神話」じゃないかー。 ノリの激しい曲に、観客の反応もいい。
 もちろん、「オレたちひょうきん族」で、中森明菜を歌っているからこそのこの選曲。 このあと 「次は十戒歌うと思うでしょーー(この時の明菜さんの最新曲は十戒だった)。 でも、実はまだ覚えていないんだ」 と、笑わせた後、やはり明菜さんの曲「サザンウインド」へ。

渡辺真知子さんの「なにのあいつ」、続けて「小麦色喰べましょう」。ここでは、客席の親衛隊(?)が「こーむーぎーいろー  たべましょ!」といっしょにがなる(笑)

 最後の曲の前に、「昔のお仕事」の話をみんなに。 私なりに考えてやったことで後悔はしていないけど、そればかりを、しかも事実でないことも含めていろいろ言われるのは悲しいといった趣旨だったように思う。

 最後の曲は、再度「春感ムスメ」
 「どうもありがとうございました」と一度は去っていくかずみさん。

 しかし、みんなでアンコールだ。 ・・・だけど、バンドのメンバーはでできたのに、なかなかかずみさんはででこない。 どうしたのかな? バンドのメンバーはでできているんだから、アンコール無しってことはないだろうし・・・。

と、思っていたらでできましたかずみさん。 なんと、ストッキングが破れていたので、取り替えていて時間がかかったんだとか(笑)
アンコールは大阪では、「カサノバ」でした。

バンドメンバーも紹介がありました。
バンドの名前は、かずみさんが「天使のデザート」と名付けたそうで、メンバーは
かずみさんの紹介によると

ギター      やはぎさん
キーボード    しまちゃん
シンセサイザー なお
ベース      くっとさん
ドラムス     高橋さん(バンドマスター)
コーラス     てこちゃん

 ・・・、と私には聞こえました。 間違っていたらごめんなさい。


約1時間と短いライブでしたが、とてもリラックスして、観客にもよく話しかけてくれる楽しいものでした。